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まず初めに、はっきりとさせておきたいことがあります。この問題の直接の原因がhueyやpeeweeではないということです。

huey.contrib.sql_huey.SqlHueyは引数databaseにDSNを取ります。DSNとは{schema}://{username}:{password}@{host}:{port}/{database}のような文字列です。具体例を上げるとhuey.contrib.sql_huey.SqlHuey(database='postgresql://postgres:password@localhost:5432/mydatabase')です。DSNはURIと同じ形式です。

このパスワードの部分がpass?wordのように?を含んでいると、パスワードがそこで切られてしまい、データベースに接続できなくなります。

パスワードにと言っていますが、ユーザ名などにあったとしても同じ問題を引き起こします。ただパスワード以外に問題を起こす一部の記号を使うことは滅多にないことでしょう。

CeleryはSQLAlchemyを通してRDBMSをBrokerとして利用できると記憶していたのですが、Celery 4.0からはSQLAlchemyをBrokerとしてのサポートは終了していました。知識として持っていましたが、実際にCeleryのBrokerにRDBMSを使ったことはありませんでした。

今開発中のサービスではCeleryをTaskQueueとcronの両方の用途で使おうと考えていたので、Celeryの代わりにPostgreSQLをBrokerを使えるライブラリか、CeleryのためにRabbitMQやRedisといったCeleryがBrokerとして対応しているミドルウェアを用意しなければならなくなりました。

結果、hueyを採用することにしました。

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